FM日記 トリノ編12/13 | mukadeのblog

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PCゲーム「NWN」のblogから引っ越してきたこともあり、しばらくはそのこと中心かも。

トリノFC4年目の日記です。
結構躍進できましたが、カルチョでスクデットはかなり難しそうです。

・トリノFCの夏の大型補強!(文・構成 セルゲイ・ムカデコフ)
この夏の補強の目玉はサンプドリアであった。
ただ、悲しいことに獲得する方ではなく、放出する方である。
セリエB降格となった名門は、主力級選手を手放すの確実と見られていた。
結果として以下の選手を手放した。

ジャンパオロ・パッツィーニ
アントニオ・カッサーノ
アンドレア・ポリ
ダニー(昨期ゼニトより加入したポルトガルMF)
ヨハン・ジュル(一昨年アーセナルより加入)

注目はやはりパッツィーニだろう。
ビッククラブの競合の末、ユベントスに移籍した。
カッサーノはナポリへと移籍。
ダニーは英プレミアシップのフルハムに移籍。
ヨハン・ジュルもウェストハムとロンドンに帰っていった。
この中で莫大な資金をかけてトリノFCが獲得したのがアンドレア・ポリだった。

ビセンテ監督「正直、ビアンキの後継者としてのパッツィーニは獲得したかったわ。
         同じアタランタユース出身だし、相性もいいと思ったの。
         よりによって隣のライバルに持ってかれるとはね。
         だからこそ、ポリは絶対に獲得しなければならなかったの。」


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サンプドリアは他の選手も何人か放出して、この年の移籍金による収入は12.5Bを獲得したとも報道がある。
しかるべき戦術の補強は確実に出来ると予想され、一年のセリエA復帰が期待される。

さて、ビセンテ監督は昨年の反省を踏まえてか、最低限の人数で最高の人材を集めることを目標としたようだ。
アンドレア・ポリの獲得はベラッティとの役割の問題もあり、ポジション争いが厳しくなることは確実だ。
また、FWにオリンピック・リヨンからヤニス・タフェールを獲得。
こちらも移籍金を大量にかけた模様だ。

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ビセンテ監督「こちらもお目当ての選手が移籍してしまったからなんだけど…。
         パロスキはパレルモに、
         AEKから獲得しようとしたカドレツはジェノアにいってしまったわ。
         とにかく、スピードのある選手が欲しかったの。
         タフェールはゴールハンターね。スピードと嗅覚に優れていると思う。」


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さて、来るものがいれば去るものもいるのだ。
去るものは2人のDFだった。
一人はデラフィオレ、もう一人は長友だった。
イタリア人DFは英チャンピオンシップへn移籍を決断し、
日本人のサイドバックはカルチョの別のチームを選択した。


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ビセンテ監督「デラフィオレは出場機会も減っていたし、もっと活躍できる場所を提供してあげただけ。
         長友に関しては活躍していたし、残念だったけどフィオレンティーナへの移籍は、
         現時点では悔しいけどステップアップと認めざるを得ないわ。
         彼ならもっと活躍してくれるはずよ。」

クラブからも愛されていた長友の移籍は残念だが、その穴埋めとなる選手の獲得は楽しみである。
スコットランドはハーツからやってきたアイスランド人はかなり期待されている。


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ビセンテ監督「ジョンソンはステップアップの時期に来てたと思うわ。
         センターバックもMFもできるユーティリティなプレイヤーよ。
         しばらくは右サイドバックだけどね。」

わずか3選手のみの補強だが、資金はかなり使った(※ビセンテ監督談)という話だ。
今期も中位に終わるかそれ以下であれば、トリノの躍進の戦略の考え直しを迫られるだろう。

・トリノFCの無敗はついにストップ!止めたのはやはり宿敵ユベントス!
開幕から11試合無敗で上位に位置していたトリノFCだが、ついに敗北。
ユベントスに0-3と完敗、敵地でのデルビー・デッラ・モーレはやはり厳しかった。
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なお、ビセンテ監督のジョビンゴ嫌いは名物となりつつあるが、
この日も1アシストを決めている。
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敗北を喫したトリノFCだが今後の対戦相手も厳しいものとなっている。
次戦はホームで"最強"インテルとの試合を控えており、
その後もアウェイでのアタランタ戦、古豪復活とも言える活躍を見せるジェノア戦がある。
連敗の可能性もはらんでおり、ビセンテ監督は胃が痛くなる日々を過ごすことになるだろう。

・年内最終試合は壮絶な打ち合い!ウディネーゼは劇的な勝利!
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両者あわせて7得点の大荒れの試合はウディネーゼの劇的勝利で終わった。
試合は前半から動く。
9分にウディネーゼがショートカウンターからティッソーネが決めて先制。
さらに23分にティッソーネのダイレクトスルーパスに反応したサンチェスが追加点。
トリノは万事休すかと思われたが、ここから一気に試合はヒートアップする。
直後の26分にヴァイラッティの放り込んだボールをビアンキが決めて反撃ののろしを上げると、
29分にコーナーキックの混戦からランザフェイムが決めて同点!
勢いはトリノに傾くかと思われたが、後半になってウディネーセが再び反撃。
アサモアが左サイドを突破すると、ティッソーネへ。
ティッソーネは再びスルーパス。飛び出したカイセードが決めた!
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皮肉にもアルゼンチン出身のビセンテ監督の前で南米サッカーの凄みを見せ付ける。
しかし、試合はまだ終わらなかった。
その後も前でがかりで襲い掛かるトリノはついに86分、ビアンキのロングシュートで同点に追いつく!
だが、ドラマはここからだった。
ロスタイムにトリノの右サイドバック、ルスティグが自陣でスローイングを
ウディネーゼにプレゼントしてしまう痛恨のミス!
ここらかカイセードが再び決めて、決勝点!
トリノFCはついに力尽きた。

ウィンターブレイクをホームでの敗戦で迎えてしまったトリノFCだが、
監督は前向きのようだ。

ビセンテ監督「最後のミスは悔しい。だが、もっと守備を上手く固めなければ。
         今期からたびたび使っている4-1-3-2はかなり攻撃力がある。
         本日も機能していたので、後半戦も4-3-3と併用していくことになるだろう。」
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・トリノFCの二人の若手MFが好調
トリノFCの二人の若手MFが活躍している。
一人は今期サンプドリアから移籍してきたアンドレア・ポリ。
もう一人はビセンテ監督が就任一年目から育ててきたマルコ・ベラッティだ。
二人はどちらもCMFで出場し、トリノの中盤を支配している。
アンドレア・ポリは前半戦、中々チームにフィットしなかったが、ここに来てアシストを連発。
4-1で勝利のブレシア戦では2アシストを決めるなど、すっかり周囲と連携が取れている。
一方のベラッティもナポリ戦(3-2で勝利)では2アシストとついに天才覚醒の予感を漂わせる。
どちらも試合中は60本近くのパスを裁く。
運動量はサイドアタッカー並みでフル出場した際は13キロを越す。
そのスタミナだけが心配されているが、今のトリノには欠かせない選手となってきた。
ただ、二人同時出場というのは少ない。

ビセンテ監督「どちらもうちの大事なプレイメーカーよ。
         同時出場もありえないわけじゃないけど、同じ役目の選手はフィールドに二人要らない。
         ただ、一人の選手が出続けるには厳しいポジションね。」

今期終盤で再び盛り返してきたトリノFCは来期のEL出場が期待されている。
※下記はトリノvsアタランタ(2-0でトリノの勝利)にてベラッティのパスの分析
  この日は後半81分で退いたが62本ものパスを捌いた。
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・強すぎるインテル、8連覇を達成!
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今年もインテルの年となった。
ここ数年トップの勝ち点87を獲得し、
さらにチャンピオンズリーグで実現したナショナルダービーでユベントスを下し、悲願のビッグイヤーも獲得。
ジョゼ・モウリーニョ率いるインテルが負けることはあるのだろうか?

一方で集落が著しいのはラツィオ。
なんとか降格は免れたものの、サラテだけが頼みの攻撃に守備が崩壊しては、来期も厳しくなるだろう。
ただ、本当にサラテだけはチーム状態が悪くても11得点17アシストと活躍しており、
彼の活躍に報いる補強を迫られる。
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メッシにも劣らない活躍をしているマウロ”無双”サラテ

一方で今期躍進したのはトリノだろう。
ついにELという来期のヨーロッパデビューが決まった、女性監督ミリー・ビセンテ監督は、
優秀な若手とともに素晴らしいチームを作り上げている。
ブオナノッテ、オタメンディといった主力の移籍の噂は耐えないが、
彼らを引き止められるかが、来期の戦いを左右しそうだ。
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※ペップ・グラウディオラも注目するブオナノッテ。本人はチーム、監督ともに気に入っているようだ。

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独り言
後半になってもポリとベラッティが能力はいいのに活躍しないので、
どうしようかと思ってましたが、初めてプレイメーカーを指定したら、突然の大活躍。
こんなことってあるのか…。
あと、スルーパスを積極的に習わせてたらダメだったので普通に戻したらアシストも増えました。
う~む、逆じゃないのかw

来期は待望のヨーロッパデビュー!
三十路になる女性監督の来期をお楽しみに!(ぇ
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