FM日記 トリノ編11/12 | mukadeのblog

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他愛のない事を書き綴るblog
PCゲーム「NWN」のblogから引っ越してきたこともあり、しばらくはそのこと中心かも。

インタビュー形式も飽きてきたので、記事の寄せ集め風にしてみる。

・9月25日付
 勝てないトリノ!開幕から勝ち星なし!
トリノFC
が勝てない。
昨日行われたアウェイでのミラン戦敗北で、9月までの勝ち星なしとなり、
3敗3分けとなっている。
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今期、トリノは大幅な戦力補強、そして選手の放出を敢行した。
大物選手の獲得もあり、期待された開幕だったが、結果は散々なものになった。
引き分けた試合で活躍している選手も、殆どは以前から所属していた選手ばかりであり、
今回のミリー・ビセンテ監督による戦力補強は疑問符がつく格好だ。
しかし、監督は反論する。
「チームがかみ合ってないのは確かだ。しかし、結果ほど酷いゲームをしているわけではない。
 本当に苦戦したのはラツィオ戦のみであり、それでも長友を中心にサラテを良く抑えていた。
 0-3で負けたフィオレンティーナ戦にしてもシュート数は7と互角で、さらに向こうの得点の一つはPKだ。
 モントリーヴォのハットトリックは彼の出来が凄まじかったというしかないだろう。
 近年成長著しいジェノア、ミラン含めた強豪相手に3分け出来た事はまだ良かった方だ。
 とはいえ、勝ち点3を得る結果が重要なのも承知している。」
昨年後半から今夏までのトリノの主な補強は以下の通りだ。(一部若手を除くトップチーム選手)

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長友は昨期一月に加入したものの怪我により出場は5回しかできなかった。
不調の今期でも彼だけはしっかり守備に貢献しているといっていいだろう。
オルタメンディは2.4Bの移籍金で加入。
DFの柱として期待されていたが、まだ活躍できていない。
アヤックスからやってきたヴェルミールはGKとしてローマに移籍したセルニの後釜を期待されていたが、
若手のベルギー人GKカスティールの成長も著しいのと怪我の影響もあり、
1.5Bの移籍金に見合う活躍はしていない。
アレッシャンドロ・ゴメスも2.15Bという高額移籍だったが、満足いく活躍は出来てないのが正直なところだ。
ボスマンで移籍してきた二人の北欧系MFはそこそこの活躍をしている。
ヘーレンフェーンから移籍してきたElmは三兄弟でフットボール選手。
長男デイビッドは英国フルアムに所属しているが、
次男であるヴィクトルがこのトリノにやってきた今年、偶然にも弟のラスムスがラツィオに加入している。
ヴィクトルは兄弟で最も長身の192cmの高さでMFに君臨。
足元のパスさばきも巧く、オールマイティな活躍をしている。
本人のホームシックは気がかりだが…。
コベントリーよりやってきたガンナーションは若いながらも、
フィジカル、スタミナ、運動量に優れており、期待できる選手だ。
またロングスローも大きな武器になるだろう。

彼らがチームになじむかが今後のトリノ躍進の鍵になるだろう。
はたして、監督の首が飛ぶのとどちらが先か…。


・1月22日付け 5連勝!トリノFCのビアンキが好調
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冬になりトリノFCが調子を上げてきた。
アウェイでのダービーは1-1で引き分けたものの、続くインテル戦3-0で完敗。
しかし、直後のナポリ戦で長友のセリエA初ゴールから一気に調子を上げてきた。
特に好調なのはやはりFWのビアンキ。この5試合で6ゴールをあげる大活躍だ。
今期からはキャプテンも任された男は最前線で文字通りチームを引っ張っている。
順位も12位にまで戻し、さらなる上位進出が期待される。
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・3月18日付 トリノFCようやく勝ち星!9試合ぶりにゴール奪う
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写真はゴールを決めるランザフェイム
待望の得点だった。
17日に行われたトリノvsアタランタ戦で、トリノは1-0で勝利。
実に引き分けを挟んで8試合も勝利がなく、得点は一転も奪えずじまいだった。
今まで迎えた幾度の決定機をはずし続けていたチームを救ったのは右ウイングで先発していたランザフェイムだ。
前半28分、相手コーナーキックからのこぼれ球をブオナノッテが拾い、ビアンキが一気にドリブルで疾走!
グラウンダーのクロスにランザフェイムが合わせた。
もともとはライバル、ユベントスのユース育ちの変わり者。
パレルモで出番に恵まれなかった彼をビセンテ監督は獲得直後から重宝している。
「ここからもう一度チームを引き上げたい」と語る25歳の若者は後半戦のチームを救う。
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・5月14日付け セリエA終幕 インテル政権に終わりなし?
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ついに7連覇達成である。
この長期政権はいつまで続くのであろうか?
チームの高齢化が気にならないわけではない。
ディフェンスリーダーのルシオは34歳になるし、
他の主力も軒並み30歳を超えようとしている。
一方で若手も育っている。
バロテッリ、サントン、デストロといった育成選手達は、今期も活躍している。
一方で円熟期を迎えているスナイデルらもおり、チームのバランスは非常に優れている。
今期はナポリの躍進が目立ったが、
ハムシク、クアリャレッラ以外にもキーマンが出ないと継続は難しいだろう。
とはいえ、ハムシクのキャリアは絶頂にあるといっていい。
まだ24歳なので、この3年相棒になる選手が見つかれば打倒インテルの有力候補になる。
永遠のライバルユベントスは今期は一歩遅れた感が否めない。
象徴であるデルピエロが引退したシーズンをジョビンゴ、キエリーニ、ブッフォンらで埋めたのは、
地力の強さを感じるが、躍進の鍵となる選手が欲しい。
トレゼゲも今期一杯で引退を表明。来期の補強次第で第一線に残れるかが決まるだろう。

なお、トレノFCは11位に終わった。
開幕前の大型補強で期待されたが、チームの調和が取れずスタートダッシュに失敗。
その後一時は調子を取り戻したが、3月から再び調子を落とした。
最後に2連勝で終わりなんとか昨季の順位を一つ挙げる結果となった。
最大の誤算はオルタメンディの調子とビアンキのスランプであろう。
ビアンキはそれでも得点王ランキング5位の16得点を挙げているのはさすがだが…。
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・独り言
試合内容はいいのに勝てないなど、悔しいシーズンになりました。
来期の補強は荒れます、きっと。
なんたってあそのサンプドリアが降格ですからね!
パッツィーニは?カッサーノは?
うおおお!
お楽しみに~。