FM日記 トリノ編10/11前期 | mukadeのblog

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なんちゃって記事風日記第2弾です。

・女子監督のセリエA挑戦!前半戦の手応えは?
 独占インタビュー(聞き手 セルゲイ・ムカデコフ)

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今年もクリスマスシーズンに入り、セリエAも前半戦が終了した。
ミリー・ビセンテ率いるFCトリノは18節を終えて11位と、今期の目標である中位をキープしている。
昇格組としては上出来かもしれないが、財政的に恵まれたクラブチームとしては当然とも言える。
チーム中枢ではどのような景色が見えているのか?
ミリー・ビセンテ監督に話を聞いた。

・開幕戦、初黒星、初白星

セルゲイ(以下S):やあ、ミリー。久しぶりだね。今回は前半の総括と後半戦の展望を聞かせて欲しい。
            よろしく頼むよ。

ミリー(以下M):お久しぶり、セルゲイ。答えられる範囲でお話しするからよろしくね。

S:そういえば、24日がバースデーだったんだよね。おめでとう!

M:ありがとう(微笑)

S:前半戦は目標をキープできて終えることが出来たからいいバースデーでクリスマスだったのでは?

M:昔から誕生日とクリスマスは一緒にされちゃう運命だったんだけど、
  今年はそれに前半戦の好調を祝うのも一緒にされたわ(笑)
  実際、スタートダッシュはそんなにうまくいかなかったんだけどね。
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S:開幕戦のサンプドリア戦ではホームで、優勢に試合を進めた。

M:でも後半73分に先制されて…。
  エースのビアンキが結構シュートをはすしてるのよね。
  DFの寄せが厳しいというか、セリエAのレベルを実感したわね。

S:最後に追いついたゴールは劇的でした。
  新戦力のブオナノッテが決めましたね。

M:これもビアンキのシュートのこぼれ球なのよね。
  システムは変えずにいこうと思える試合だったわ。

S:相変わらず4-3-3で、少し前のバルセロナみたいです。
  セリエの「1-0の勝利」の美学とは反するシステムですよね。

M:実際、その後も失点は多いわ。でも逆にここまで攻撃しないと点が入らないのよね。
  つまりセリエの戦い方が私たちを攻撃的にしてるといえるわ。

S:逆説的ですね。
  さて2節にはアウェイのカターニャに1-0で敗北。
  そして待望のセリエA初勝利はなんとアウェイのローマ戦でした。
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M:ローマのスタジオオリンピコで勝利したのは、本当にエキサイティングだったわ。
  やっぱりビアンキのシュートからこぼれ球をブオナノッテが押し込んだわね。
  2点目はベラッティのスルーパスをボランチのボットーネが反応してゴール!
  向こうの得点はコーナーキックからのみだったわね。

・注目選手と移籍のおさらい

S:現在のトリノのキーマンはやはりブオナノッテですか?

M:それにまだ若いベラッティ、去年からのエースのビアンキ、サイドのランザフェイム、
  生え抜きのヴァイラッティあたりかしら。主に攻撃面ではね。

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S:守備面ではどうでしょう?
  新戦力ではブルディッソがよくスターティングメンバーで名を見ますが。

M:キャプテンのリバルタ以外だと、あとはデラフィオレぐらいね。
  彼は昨年はパルマにレンタルされてたんだけど、今年はトリノでがんばってもらってるわ。
  だから、入れ違いでずーっとセリエAでプレイしてるのよね。

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S:彼らには悪いですが、守備は決して安定してませんよね。
  失点は24と他の周囲のチームと比べて悪いですし、得点は20ですから得失点差は-4になっています。

M:まあ、システムの問題もあるからなんともいえないけど、DF以外にも本職のアンカーマンが欲しかったり、
  サイドバックに絶対的な活躍する選手がいないのよね。左サイドはRubinに期待してるけど。

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S:昨年はインテルなどからもオファーがあったそうですね。

M:才能は認めるけど、あとは彼次第ね。

S:選手の話ついでに夏の市場のまとめですが。

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M:即戦力もそうだけど、若手も大量に加入してるわ。
  昨年もまだ若い選手を獲得してるし、即戦力ではない選手をメインにしてる。

S:ジゴーニもですか?

M:ビアンキに比べるとね。
  でも後半戦は出番が増えてくると思うわ。

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・監督選出の前半戦の重要試合は?

S:では、前半戦を通して印象に残った試合は何かな?


M:さっきのローマ戦もそうだけど、なんといってもデルビー・デッラ・モーレね

S:あれは、いきなり悲劇が襲った試合だね。

M:わたしはジョビンゴを許すことが出来ないわ。

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S:カードも出なかったし、正当なタックルだったかもしれない。
  しかし開始4分でベラッティは足を骨折して全治五ヶ月。
  シーズンの半分以上を棒に振ることになってしまった。
  (作者注:ジョビンゴのタックル5ってあたりクソタックルだったようにしか思えないw)

M:試合自体はカウンターからチャンスを作ってたんだけど、決定力の差が出たわね。

S:他には?

M:これも負けた試合だけど、直後のラツィオ戦ね。もうね、交通事故にあったと思うしかないわ!

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S:あの試合のサラテは素晴らしかったね。評価点9.6も納得だ。

M:まあ、あのプレイを間近で見れて幸せだったと思うしかないわね(笑
  前半で2点入れて勝負あったかと思ったんだけどね…。
個人技でDF二人交わして1点目、さらにサイドから二人交わしてクロス入れて2点目アシスト。
  前線でオフサイドトラップを突破して3点目、最後はフリーキックを直接決めて4点目…。
  素晴らしいショーだったわ(笑
  それともう一つ、負けた試合ばかりで申し訳ないけどレッジーナ戦も衝撃だったわ

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S:開始1秒で君のチームのザネッティがレッドカードで退場というアクシデントだったね。

M:ファーストプレイよ(笑 あきれたわ。きっちりお灸はすえたけどね。
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※噂のザネッティくん

S;そろそろ自分のチームを褒めてやってよ(笑)
  自分たちの勝利したゲームでは?

M:ないわね(笑
  真面目な話PKの1点を守ったりとか、そういう試合が多いのよ。
  まだまだ、わたしは満足できないし、それは選手も同じじゃないかしら。

・冬の市場は?
S:最後に今後の展望として冬の市場について教えてくれないかな?

M:ええ、移籍資金は追加予算が出来たので、積極的に動くわ。
  すでにアトレティコマドリーからゲルマン・パチェコを獲得してる。
  彼も将来を見越しての補強ね。
  彼は外国人枠なんだけど、実はもう一人外国人枠で獲得に動いてる選手がいるわ。
  (セリエAはEU外国籍の選手の獲得は1シーズンに2人までと決められている)

S:なるほど、やはりキミのルーツのアルゼンチンからの選手なのかい?

M:いいえ、彼は東から来るわ。
  楽しみにしてて。
  その力もあって、中位から少しでも上を目指して戦っていくわ。
  サポーターに落胆させないようにね!

ミリー・ビセンテの言う東からの選手は何者なのか?
そして後半戦をどう戦い抜いていくのか?
また、シーズン終了後に彼女の話を聞くとしよう。